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人事系業務でリモート複業についての気づきをご紹介

私は他の記事でも記載しております通り、中小企業で人事総務として6年、IT事業部営業や管理職として3年、財務管理の経験は半年程度のキャリアがあり、複業キャリアとしては、9カ月ほどとなりました。

まだまだ未熟者の私ですが、複業で初めての契約を行うときなど不安がたくさんありましたので、少しでも皆様のお役に立てばと思いご紹介致します。

人事系業務でリモート複業についての気づき

複業(副業)は何をしているの?

人事系

主に採用代行ですね。スカウト代行、採用人物の要件定義~スカウト選定・送付~応募者対応~面談日程調整等を行っています。

私の契約はほとんど時給制でやっています。正直採用は成果報酬や月額固定はなかなか難しいと思っております。私としても成果報酬は責任が取れません。月額固定は私としては構いませんが、どちらかにとってリスクとなる契約になりそうなのが怖いので、基本的には時給制でお願いをしております。

その他

単発的ではありますが、個人情報保護法の講師を担当したり、ランディングページ制作を行ったり、秘書や庶務の業務を行うこともあります。どれも本業で担当している業務でもありますので、特別にインプットが必要な領域ではありません。

複業(副業)ってどうなの?

やっててよかった!と思う点

・いろんな企業での経験を積める

私は特に転職経験が無いため、現在の会社・インターンした際の会社・情報交換をさせていただく会社様の情報しか他社様の情報しか知りませんでした。特に会社としての意思決定などは現在の会社でしかよくわかっておりませんでした。会社ごとに気にする点や求める人物像(ペルソナ)の決め方に差があり、やりにくさを感じることが多々ありました。複業を行うことで転職することなく、様々な業種のクライアントの状況を知り、様々な業務に携わることができるわけなので、自分の考えが広がる実感があります。

また、私は主に採用関連の複業を行っているため、様々な職種の採用に携わることで、それぞれの職種ごとに採用手法も変わってきますので、それらに関われることはとても大きいです。

・やりがいがある

クライアントの社内で解決できない課題があったり、対応しきれない業務をご依頼いただくわけなので、解決に向けて一緒に取り組むことができることがやりがいです。但し、報酬形態にもよりますが、基本的にはボランティアではないため、自身の時間を気にして業務を行わないとどちらかにとってデメリットとなります。また、複業先によっては搾取しようとしている場合もありますので、注意すべき点は多々あります。やりがいがあってワーカーとして作業することは楽ですが、注意すべき点でもあります。

・「自分の市場価値は?」と見直す機会になる

会社員をしているとなかなか気づきにくいですが、会社の看板なく、私個人に対して仕事をご依頼いただくわけなので、自分単体で見たときに価値を感じていただけるかどうか、をより考えるようになりました。自分にはどんな価値を提供できるのか、自分の知識・経験にどんなことをプラスしたらより市場価値が高まるのか等を考えています。

・収入UP

単純に複数の収入源があるわけなので、がんばれば総所得は上がりやすいです。また、やみくもに頑張ることはしなくなりますので、時間効率いわゆる生産性向上のためにどうしたらいいのかを考え、自分の作業効率を高める努力をしていますので、必然的に本業でも成果が出やすくなり本業の収入も上がります。今まで残業代で稼いでいた人は一時的には下がるかもしれません。

大変な点・注意している点

・すっごく働くことになる

当然ですが、本業が暇だというわけではありません(笑)本業でやりたいこと・やるべきことがたくさんある中で、仕事に区切りをつけた後や土日に自分の仕事をしますので、仕事をしている時間量は以前よりも増えています。基本的には土日祝日関係なく仕事の対応をしています。自分が完璧に知識面で補えている人は別かもしれませんが、基本的にはインプットをしながらアウトプットをしているはずですので、そのペースが異常に早くなります。

・インプットよりアウトプットが多くなりがち

私個人にご依頼いただく際に、私が「できる・できそう」な業務をご依頼いただくわけなので、スキルの切り売りになりアウトプットが中心になりがちです。インプットの時間を確保すること。お取引きをはじめる上で、クライアントのためにもなり、かつ自分の成長につながるかを意識するなど、ご依頼の受け方やボリュームは気をつけた方が双方のためになります。

・直接契約の場合は契約内容に注意

今まで自分で契約書などをちゃんと見ていなかった人は特に要注意ですが、契約書をしっかりと読む必要があり、内容を理解したうえで契約をします。クライアントによってはこちらにとって不利な契約内容にしている場合があり、契約を締結した後に気づいても遅く、泣き寝入りをするしかないケースもあります。今までは会社の法務部とか最悪は何かあっても会社として守ってくれていたかもしれませんが、個人として仕事を行う際にはそういった知識も身に着ける必要があります。

 

最後に

自分の市場価値を見直すいい機会となり、自身の人生にとってもプラスになると思います。スキルさえあれば、社外でも通用するスキルや発信力を持てば会社と対等な立場となり、理不尽な労働環境に悩まされることもなくなります。そのためには単発的な副業ではなく、コアスキルを伸ばす経験を”複業”をしながら積むことを強くお勧めします。

皆様の初めての複業の第一歩を後押しできれば幸いです。

 

下記で会社員×複業についてまとめ記事を作成しておりますので、ご参考までにご一読ください。

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