今回から自身で読んでみて本当におすすめできる本だけを、ご紹介することにしました。
※自身のアウトプットも含めています。
対象ジャンルは、小説、歴史書、経済書、ビジネス書等バックオフィスの業務や働き方に関係がありそうなものをご紹介致します。
一読の価値はある本ばかりですので、自信を持っておススメいたします。
タイトル
WORK RULES!(ワーク・ルールズ!) -君の生き方とリーダーシップを変える
概要
Googleはいったいどんな仕組みで動いているのか?誰もが抱くこの疑問に、Googleの人事トップが答えます。21世紀の最強企業をかたちづくる、採用、育成、評価の仕組みをすべて惜しげもなく公開。本書で紹介される哲学と仕組みは、Googleだからできるというものではなく、あらゆる組織に応用できる普遍性を持っています。
古いやり方で結果を出せと言われて困っているリーダー、古いやり方で評価されてやる気をそがれている若手、もっとクリエイティブに仕事をしたいと思っている人に知ってほしい、未来の働き方とは。いま働いているすべての人、これから働くすべての人に贈る、新しい働き方のバイブルとなる一冊。
著者は2006年にGoogleに入社。あらゆる企業の人の扱い方に影響を与えたいという信念の下、Googleに入ることを選択。同社の従業員が6000人から6万人に増えていく過程で、Googleの人事システムを設計・進化させてきた責任者です。Googleは、世界各国で「最高の職場」として認められ、多くの賞を受賞。
いったい、Googleは、どんなやり方で人を選んでいるのか?そうして選んだ人材に、どんな機会を与えているのか?優秀な社員同士に最高のチームをつくってもらう秘訣とは?社員をどう評価して、モチベーションを最大に保っているのか?働き方をめぐるこれらの重大テーマに、次々と答えを出していきます。
《本書の主な内容》
- Google人事トップによる、ベストチームを作りたい人へのアドバイス
- なぜ一流大卒というだけではGoogleに入れないのか?
- ハーバード大に入るより25倍も難しいと言われるGoogleの採用基準とは?
- Googleは、社員の死後10年間、給与の50%をパートナーに支給している!?
- 同じ仕事でも、100倍の報酬差がついていい。
- qDroid、Googleガイスト、プロジェクト・オキシジェン、UFSなど、Googleが採用している人事の具体的仕組みを全公開!
- 実験とデータを活用して制度を進化させるGoogleの工夫とは?
- 朝起きて、ワクワクしながら行ける会社って、どんな会社?
- 機械に負けない、人間らしいクリエイティブな働き方ってどんなもの?
- 人事に関する不満と不安を最大限減らすには、どうやればいい?
私個人の所感
企業の文化形成についてとても学びがありました。ミッションは「事業目標ではなく、道徳」ということにとても感銘を受けました。
どうやったら社員が自分の仕事は重要なミッションであると感じてもらえるように働きかけるかを考え、社内の仕組みについて考え直す機会となりました。また、通常の上司・マネージャー・役員の立場であれば、自由に公開して意見されることを恐れてしまうが、透明性を上げれば社内の余計な憶測や不安を解消するだけでなく、関係部署の立場を理解することができ、社内での不要な競合を低減することができることに言及しており、とても参考となりました。
自分自身がどのような組織を作りたいのかを考え、その理想とする組織を具体的に考えることを行うキッカケとなりました。
幅広く人事について書かれておりますので、人事の方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。