オススメの本 ライフスタイル

採用人事が読むべき本をご紹介ー採用に強い会社は何をしているかー

今自身で読んでみて本当におすすめできる本だけを、ご紹介することにしております。あくまでも私の私見ではございますが、おススメできる本だけをご紹介致します。
※自身のアウトプットも含めています。

対象ジャンルは、小説、歴史書、経済書、ビジネス書等バックオフィスの業務や働き方に関係がありそうなものをご紹介致します。
一読の価値はある本ばかりですので、自信を持っておススメ致します。

タイトル

採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則

概要

本書の特徴①

 「52の事例で発想を広げる」

収録している事例(社名はすべて施策を実施した当時のもの)

・CRAZY
自社の世界観をあますところなく伝える採用ページ

・サイバーエージェント
オンライン会社説明会「サイブラリー」

・アサツーディ・ケイ
「相棒採用」

・LINE
「LINE HR BLOG」 「LINE Engineering」

・メルカリ
「mercan」

・メドレー
「MEDLEYオフィシャルブログ」 

・面白法人カヤック
「面白採用キャンペーン」

・コナミデジタルエンタテインメント
「KONAMI CREATOR’S Meetup! #01 ~野球コンテンツ編~」

・もろおか薬品
「誰もついて来てくれんかったとです」

・ユーザベース
「31の約束」

・リクルートメディアコミュニケーションズ
「愛してる が、うまく書けるえんぴつ」

・アマゾンジャパン
Facebookページ「Inside Amazon」

・ZOZOテクノロジーズ
「#ZOZO Tech質問会」

・伊藤忠商事
テレビCM「 はじめての使命"新人たちの一年篇"」

・ヤフー
テレビCM「 人財採用"大分編"」

・ファーストリテイリング
日本経済新聞 15段求人広告

・メルカリ
日本経済新聞 15段求人広告

・トヨタ自動車
南武線求人広告

・アマゾンジャパン
業界誌『月刊 工場管理』とのコラボレーション

・共和証券
求人広告「証券マンを辞めないでください。」

・レッドバロン
採用ポスター「バイクファンを、増やそう。」

・キムラユニティー
求人広告「言われたことを言われたとおりやるのが得意です」って、どうして言い出せなかったんだろう。

・LIG
求人記事「伝説のWEBデザイナー」

・LINE
従業員による自発的な情報発信

・多摩中央信用金庫
求人広告「ぜったい世界にはばたかないたましん。」

・第一興商販売
求人広告「『いいとも』まで寝てられる。」

・ハイアット・リージェンシー・オーサカ 
求人広告「どこで修行をしたか、も大事になってくる。」

・ファーストリテイリング
「グレード別の給与額および年齢 」公開

・楽天
オフィスツアーVR

・バレットグループ
オフィスツアーVR

・リクルート
スパコン購入

・ナイル
「ナイルのかだん」

・ニトリ
「この仕事、ぜんぶできます!」

・SmartHR
「エンジニアの入社歓迎会の練習をする会 〜入社歓迎会のやり方、忘れました〜 」

・三幸製菓
「日本一短いES(エントリーシート)」

・面白法人カヤック
「エゴサーチ採用」

・ライフネット生命
「重い課題」

・ドワンゴ
「受験料制度」

・メドレー
エージェントへの情報提供

・面白法人カヤック
「ファストパス」と「ラストパス」

・グーグル
採用の際に期待する一般的な要件

・McKinsey & Company
「Interviewing with McKinsey: Case study interview」

・面白法人カヤック
「ポートフォリオ奨学金」

・ラクスル
ワークサンプルテスト

・味の素
アンコンシャス・バイアス研修

・トロント交響楽団
ブラインド・オーディション

・韓国政府
ブラインド選考

・セプテーニグループ
活躍予測モデル

・SmartHR
エンジニア向けの体験入社制度

・CRAZY
「ライフプレゼンテーション」

・ビズリーチ 
面接官の役割

・日本アイ・ビー・エム
ダイレクト・ソーシング最適化を目指した採用組織の変革

事例の解説ボリュームは3行から2ページくらいまで様々ですが、自社の課題を突破するようなヒントになることを願っています。

 

 

本書の特徴② 「原理原則・考える枠組み」

もちろん、他社の事例はあくまでも他社のものとしてとらえていただいた方がよろしいかと思います。。そのままマネしても同様の効果は得られません。大事なのは自社用にカスタマイズすることで、採用担当者自身が考え抜くことが最も重要です。
考える際の枠組みを準備してあります。「原理原則」というとおこがましいですが、「ここを外すと必ず失敗する」という点においてはまさに原理原則です。

 

本書の特徴③「多くの会社採用を見てきた現役人事が著者」

この本は現役の人事が書いているということもあり、内容がとても実践的です。中小企業でも大企業でもベンチャー企業でもどんな会社にも役に立つ内容が記載されております。但し、創意工夫している会社が、いわゆる大手企業が多いため事例はそちらに集中しております。

主な内容

採用活動は「いい人」と出会うことから始まります

 

第1章「出会う」

特に多くの事例を盛り込み、メディア、エージェント、リファラル、スカウトという四つの"出会い方"を活用するコツを余すところなく紹介しております。応募者が目にするWEB画面・広告や、ポイントを理解するための図表を駆使しながら、それぞれの"出会い方"の実践する際に成否を分ける要素を細かく伝えており、どのような接点づくり・施策が効果的であるのか読者がイメージをつかみやすい構成となっています。

第2章「見立てる」

ミスマッチ採用を防ぐために、人材要件の設計、選考方法、選考担当者を見立てることの必要性を説いております。良い採用担当者の5つの素養についても説明しております。

第3章「結ばれる」

内定辞退を引き起こす七つの要因を挙げて応募者と結ばれるための分析と対処法についてご説明をしております。内定辞退は様々な要因で発生し、それについてご紹介を行っております。

最終章「採用担当に必要な技術と魂」

人事が向き合い続けるべき三つの問いで結び、巻末では52のチェックリストを提供してアウトプットへの橋渡しをしている。著者いわく、採用に強い企業は自社なりに試行錯誤し、「勝つべくして勝っている」という。その成功事例と取り組みを支える原理原則とは何か、本書を通じて触れていただきたいです。

 

私個人の所感

LINE人事の青田さんが書かれた一冊。総評としては、採用担当として当たり前に知っておかなければいけないものを言語化してくれておりました。採用ツールも増えている中で、採用組織において何がどう課題なのか。どう解決するのか、ツールをどう使うのか正しく認識する必要があるなと改めて感じました。

そして、読みやすく、体系的にまとまっている一冊。人材領域長くても改めて気づくところなどや、できてないなーと思うところも多くありました。採用の身近な教科書、フレームワーク的に有用だと思います。

採用に関わる人は読んでみても良い一冊だと自信を持ってお勧めいたします。

 

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